イスラエル、パレスチナ人受刑者550人を釈放
段階に分けて釈放することで合意していたパレスチナ人受刑者のうち
第2グループの550人を釈放したと報道がありました。
以下記事参照
エルサレム(CNN) イスラエルは18日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに拉致された兵士1人と引き換えに、2段階に分けて釈放することで合意していたパレスチナ人受刑者のうち、第2グループの550人を釈放した。パレスチナ側では数千人が出迎えに集まり、釈放を祝った。
イスラエル軍の発表によると、釈放には赤十字が協力し、同日午後10時半の時点で完了した。合意はエジプトの仲介で10月に成立。第1グループとしては同月、イスラエル兵士の解放と同時に477人が釈放されていた。
同国当局によれば、受刑者らはバス10台で刑務所を出発。ヨルダン川西岸へ女性4人を含む505人、ガザへ41人、ヨルダンへ2人、東エルサレムへ男女各1人が送還された。
ヨルダン川西岸ラマラでは、釈放されたパレスチナ人らが故アラファト自治政府議長の墓を訪れ、旧議長府での祝賀行事が深夜まで続いた。
ハマスの軍事部門「カッサム隊」の報道官は、釈放を「大きな成果」として歓迎する一方、「すべてのパレスチナ人の解放に向けて努力を続ける」と表明した。
パレスチナ側はイスラエルが高齢者や未成年者、病人、女性、立法評議会議員らを依然拘束していると非難し、和平交渉再開の条件の一つとして釈放を求めている。
西岸境界付近では釈放の直前、出迎えに集まったパレスチナ人らとイスラエル軍部隊が衝突し、双方の当局者によれば少なくともパレスチナ人20人、イスラエル兵1人が負傷した。パレスチナ側の医療関係者によると、イスラエル軍が釈放予定者の家族や友人らに催涙ガスやゴム弾を発射したという。一方イスラエル軍の報道官は、パレスチナ人約400人による投石やタイヤ放火などの不法行為に兵士らが対応したと説明している。
イスラエルでは、第1グループの釈放にテロ犠牲者の遺族らが強い反発を示したのに対し、第2グループの釈放はほとんど注目されなかった。司法当局幹部がCNNに語ったところによると、今回対象となったのは大半が来年中に刑期を終える穏健派のメンバーで、イスラエル市民が殺傷された事件に直接関与していないためとみられる。
同幹部によれば、第1グループには、テロなどで終身刑を言い渡されたハマスなどのメンバーが多数含まれていた。